むくがわことば・地名 大辞典
(現在41語収録) ※赤字が新収録語
| むくがわことば | 意味 | 用法・類義語・反意語・語源など | ||
| 【あ】 | ||||
| あきしん | だめだ できない 関西弁で「あかん」 | |||
| あめ | 大豆のゆで汁。味噌を仕込むときに混ぜて水分調整する。 | 「もう少しアメを入れんと、固いで」 | ||
| あんべいする | いいようにする | |||
| 【い】 | ||||
| いい | 結いのこと | |||
| いいがえし | 「結い返し」。結いで手伝ってもらったお返しに手伝いに行くこと | 椋川では「結い」の見返りに必ず「結い返し」を行った訳ではなかった。甲賀地方では「結い返し」ができないから「結い」を断る、ということがあったようだが、椋川では「結い返し」が義務ではなかった。(もちろん菓子などでお礼をすることはあった) | ||
| いかせえの | 行きなさい | |||
| いざる | 動く | |||
| いざらす | 動かす | |||
| いたち(いたち・もち) | うるち米を混ぜてついた餅のこと。切り餅にして食べる | |||
| いなき | 刈り取った稲を干す木や竹のこと | 滋賀県内では「はさがけ」と呼ぶ地域が多いようだ | ||
| 【う】 | ||||
| うい | 危うい。難しい。 | 「そんなやり方はういのぉ」 | ||
| うまぐわ仕上げ | 牛耕用語。牛に馬鍬(ウマグワ)という道具を牽かせて、田の表面を平らに仕上げる作業。 | |||
| 【え】 | ||||
| えぶり | 代かきの時に使う道具。田植え前の田んぼの表面を平らに仕上げる。 | |||
| 【お】 | ||||
| おいねば | 木を背負うためにつくった場。木(枝)を重ねて置き「たまご」などで背負った | |||
| おおさん | たくさん | |||
| おっきん | ありがとう | 類→京言葉の「おおきに」は「おっきん」がなまったもの | ||
| おどい | おそろしい | 用→「そんなことになったらおどいこっちゃ」 | ||
| おとろし | おそろしい | |||
| 【か】 | ||||
| かまごめ | 炭窯の中の木に火がついた後、窯内に空気が流入しないように土で口を密閉すること。 | |||
| カリボシ | 山焼きした後から生えてきた茅や木の芽を土用の頃に刈り取って、天日で干したもの。牛の餌や敷き草、田んぼの肥料にする | |||
| 【き】 | ||||
| きつい | 「よく仕事をする」「体力がある」「強い」などの意味がある。よく使われる褒め言葉 | 用→「○○さんはきつい」 | ||
| きゅうい | 傾斜がきついこと。 | 用→「この坂はきゅういなあ」 | ||
| 【く】 | ||||
| クソたれ坂 | 寒風から笹ヶ谷に向かう旧道で、急な上り坂の部分があり、牛でもクソをたれるくらいのきつい坂だったことから、名付けられる。 | |||
| くれがえし | こぎりした田んぼに水を入れもう一度牛で唐鋤を牽かせて鋤くこと | |||
| 【け】 | ||||
| ゲベット | 小原谷から河内へ抜ける峠道の呼び名 | |||
| 【こ】 | ||||
| こぎり | 牛耕で唐鋤で起こした土を備中で細かく砕く作業 | |||
| ごくどうになる | 怠け者になる | 「今日みたいな日に遊んどったら、ごくどうになる」 | ||
| ござった | 「来る」の丁寧語 | 用→「よおござったな」 | ||
| ごっぺり | すっかり | 「ええミョウガが出とったけど、シカにごっぺり喰われてしもた」 | ||
| こなた | あなた | |||
| こめぎ | 炭窯で窯を密閉するとき、窯の口を土で塞ぐ。その土留めに使う木 | |||
| ごろぼう | サルトリイバラ。この葉っぱを野外で食事をするときなどに皿、盃などにして使った | |||
| こわい | 硬い 堅い | 用→「このおこわはこわいのぉ」 反→やらこい |
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| 【さ】 | ||||
| 【し】 | ||||
| しこ | 格好のこと | 用→「ええシコしとるなぁ」(「良い」「場に合った」格好してるな) | ||
| しだうち | 脱穀の時に使う道具。脱穀したときに、穂の部分がちぎれてしまうときがある。それを「しだうち」で叩いて、籾を穂から分離させる。 | |||
| じゅるい | じめじめした 湿気た | 用→「この道はじゅるいなぁ」 | ||
| 【す】 | ||||
| すっぺり | すっかり | 同→「ごっぺり」 | ||
| 【せ】 | ||||
| せんぐり | 次から次へと | |||
| 【そ】 | ||||
| そりバイ(反りバイ) | 炭焼きがまの窯打ちの時に表面をなめらかにするための仕上げ用に使うバイ。直径8〜10cm。長さ50cm程度。 | 「バイ」と違って、持つところと土を打つところは同じ木。(一本の木から作られている。 | ||
| 【た】 | ||||
| だけがり | 岳刈り。山焼きをするために防火帯(ヤッキリ)を作る作業。毎年秋に行われていた。 | |||
| だげ | いい加減 | |||
| だっぽり | たっぷり | 「田んぼに水がだっぽり入ってしもた」 | ||
| たまご | ||||
| た・みみ(田耳) | ベトベトの耳あか | 反→はたけみみ | ||
| だん・ない(だん・ねぇ) | 問題ない、心配ない | |||
| 【ち】 | ||||
| 【つ】 | ||||
| 【て】 | ||||
| 【と】 | ||||
| とおし | 「ふるい」のこと。粒状のもの(籾や米、土など)を選りわける道具。 | |||
| とち・めっぽ・ふる | @いつの間にか、いなくなってしまうさま A何か特別なことが起こって、たくさんの人が右往左往して、またいつの間にか人がいなくなってしまうさま |
源→@トチの実は地面に落ちると、栗の実のようにいつまでもそこになくて、すぐに無くなってしまう(シカや獣が食べてしまうからか?)。そういうトチの実のさまから出てきたと思われる。A杵でトチ餅をつくと、トチの実は餅と馴染むまでは、杵でつくたびにすごい勢いで跳ねる。そのさまを「トチめっぽ」という |
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| 【な】 | ||||
| ながたん | 包丁 | |||
| 【に】 | ||||
| にやまぁ | 別れ際に言う。「それじゃ、また」と同義 | |||
| にゅう | ホトラを積む場所 | |||
| 【ぬ】 | ||||
| 【ね】 | ||||
| ねき | 「すぐそば」の意。 | 用→「ナタは窯のねきにあるよ」 | ||
| 【の】 | ||||
| のべなわ | ワラ縄のこと | |||
| 【は】 | ||||
| はたけ・みみ(畑耳) | カサカサの耳あか | 反→たみみ | ||
| ばい | 木割のときに使う手製の木槌。叩く部分は「椿」の木で作ることが多い | 類→「反りバイ」 | ||
| 【ひ】 | ||||
| 【ふ】 | ||||
| ふご | わらで作った籠。赤ちゃん、幼児を入れておく。 子供が出ないように、縛り付けておくこともあったようだ |
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| ふだかす | ふやかす | |||
| ぶと | ブユのこと | |||
| 【へ】 | ||||
| 【ほ】 | ||||
| ホトラ | 牛に踏ませたカリボシのこと。 カリボシを積んでおいて堆肥化させたもの。 |
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| ホド | 炭窯の煙突。煙道 | |||
| 盆たたき | 盆踊り後の片づけのあとにする直来(打ち上げ)のこと。 | |||
| 【ま】 | ||||
| 【み】 | ||||
| みのげ | 蓑を作るときに材料にする草(学名未調査) | |||
| 【む】 | ||||
| むさる | 蒸し上がる | 「米がむさったなぁ。もうモチつけるど」 | ||
| 【め】 | ||||
| 【も】 | ||||
| 【や】 | ||||
| やこい | 柔らかい | 同→「やらこい」 | ||
| やっきり | 山焼きのときに類焼を防止するための防火帯 | |||
| やらこい | 柔らかい | 用→「この餅はやらこいのぉ」 反→こわい |
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| 【ゆ】 | ||||
| ゆり | 斜面の水平方向の山道 | 源→ゆるい(緩い)からきたのか? | ||
| 【よ】 | ||||
| よごめ | 炭窯が、夜間に「かまごめ」をすること | 用→「この窯はようよごめになるなぁ」 | ||
| よこ・ゆり | 斜面の水平方向に作った山道 | 類→ゆり | ||
| 【ら】 | ||||
| 【り】 | ||||
| 【る】 | ||||
| 【れ】 | ||||
| 【ろ】 | ||||
| 【わ】 | ||||
| わやになる | だめになる | |||